ボクシング

ロマチェンコはもはや敵なし!クロラに4回TKO勝ち! WBA2度目、WBO初防衛!

ワシル・ロマチェンコは現在、ボクシング全階級でもっとも強いとされるランキング、

PFP(パウンドフォーパウンド)で1位を誇っているウクライナの至宝である。

世界中から注目を集める、もっとも熱いボクサーである。

 

ロマチェンコの特徴は、卓越したボクシングセンスである。

ステップの踏み方や、懐への入るときの速さ、相手の裏を突くフェイントなど、

すべてにおいて、とてつもない能力を持っている。

ボクシング技術のかたまりみたいな人なのだ。

 

ネットでは、ロマチェンコのことを「変態フットワーク」

と言っている人がいた。

ロマチェンコのことを的確に言い当てている、すごい表現だと思う。

愛称として「ハイテク」とか「精密機械」なんて呼ばれていたりする。

 

ロマチェンコのすごいところは、

相手の戦意を根こそぎ奪い取ってしまうほどの圧倒的な力である。

ボクサーは通常、どんなに殴られても立とうとしたり、立ち向かっていったりする。

しかしロマチェンコと対戦をすると、棄権を申し出る者があとを絶たないのだ。

これまでの世界戦でも、そういった例は何度かあった。

ニコラス・ウォーターズしかり、ジェイソン・ソーサしかり、

ミゲル・マリアガもそうだった。

殴られてダウンをし、立ち上がれないのではない。

まだ普通に立っているのに、もう無理だと棄権してしまうのだ。

これは驚異的なことだと思う。

ボクシングでこういう終わらせ方をする人は、なかなかいない。

 

ロマチェンコを前にすると、こちらがどんなに手を出しても、

すべて空回りしてしまう。何をしても手応えを得られず、

やがて無力感に陥っていく・・・。そんな感じなのだ。

多分、とてつもない恐怖を植え付けられているのだと思う。

それを世界戦でやってしまうのだから、本当にスゴい。

 

先日、ワシル・ロマチェンコの試合が行われた。

WBA・WBC世界タイトルマッチライト級のタイトルマッチである。

相手は元WBAの王者、アンソニー・クロラ。

個人的にはまったく知らない選手だっだけど、

かなりタフで粘り強さに定評がある、とのこと。

 

その少し前に行われたリナレスとの一戦は、まさに頂上決戦と

言うにふさわしい試合だった。

緊迫感に満ちており、どちらが勝ってもおかしくはない。

だが、ロマチェンコが1枚上手だった。

結果は判定勝ち。しかし、わたしは思った。

ロマチェンコはもちろん強い。

しかし、この試合ではリナレスの強さも光った。

これまで築いてきた圧倒的パフォーマンスに比べたら、

少し鳴りを潜めているのではないか?

 

だが、その心配は杞憂に終わった。

この試合でまったくそんなことはないことが証明されてしまった。

世界の頂点を争う、最高峰の試合である。

結果は4回TKO勝ち。

クロラはほとんど何もできずに、そのまま試合は終わってしまった。

ロマチェンコの強さは半端なかった!!

やはりPFP1位の実力は生半可なものではない、ということを

見事に証明した1戦だった。

もはや、強すぎて敵がいない状況になりつつある・・・。

 

井上尚弥とか、テレンス・クロフォードとか、体重関係なしに勝負したら、

一体誰が強いのだろうか?

ボクシングファンにとっては、興味の尽きない話題である。

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