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タピオカブームは株価暴落の兆しなのか?【過去の例を見る】

タピオカが若い女性のあいだで空前のブームとなっている。

ここ最近、ニュースがこぞって取り上げていて、

街を歩けば、タピオカの店の前で大行列ができている。

 

タピオカブームは今回で3回目とのことである。

1回目は90年代の初めごろ、2回目は08年ごろ、

そして3回目は17年頃から現在にかけてと言われている。

 

タピオカという食べ物を知っているけれど、

多くの人はその正体をちゃんと知らない人が多い。

タピオカはキャッサバという芋のでんぷんから作られている。

キャッサバは、南米や東南アジアではメジャーな食べ物だが、

日本で栽培しているところはごくわずかである。

キャッサバはフライドポテトにすると非常に美味しい。

 

タピオカの人気の秘訣は、もちもちした食感にある。

第一次の頃は食べるものとして人気を集めたが、

第二次と第三次では、飲むものとして支持を得ている。

タピオカにいろいろと注目が集まっているけれど、

考えてみれば知らないことがとても多い。

 

ところで世の中のタピオカブームに際し、巷では本当かウソか分からない、

あるウワサが流れている。それはタピオカがブームになるのは、

「不況のシグナル」だとするものである。

過去の例で照らし合わせてみると、最初のタピオカブームが起きた

90年台の初めは、バブルが崩壊した時期である。

日経平均が、転げ落ちるようにして下がっていったころだ。

2回目の08年は、リーマンショックが起きた年である。

100年に1度の金融危機は、わたしたち一般の生活にまで

深く影響が及ぶことになった。

そして現在のブームである。この説に則ってみれば、

今年は株価が暴落するのではないだろうか?といった予測である。

 

株式市場にはこういった格言は無数にあるので、

それを真に受けて身構える必要はないと思う。

面白がって話半分に聞いていればいい。

 

過去の例を見ても、ゴールデンウィークの期間に

ギリシャ・ショックがよく起きていたころは、

「セルインメイ」と言ったことが頻繁に言われていた。

5月に売れ、を意味する「sell in May」である。

アメリカの株式市場の格言の1つである。

この格言には続きがあって、9月には戻れ、といったことを

言っている。ゴールデンウィークの時期になると、

必ず下落するということが2~3年ほど続いたということもあり、

一時期ずっと「セルインメイ」がまことしやかにささやかれていた。

ただ最近はめっきり聞かなくなった。

 

株式市場がどう動くかについては、誰にも分からない。

ただ株高がずっと続いている状況であり、

今年あたりは下落するのではないか?という見立てが、

専門家のあいだではずっと言われている。

 

何がきっかけでショックが起きるのかは、誰にも分からない。

米中貿易摩擦かもしれないし、ブレグジットかもしれない。

日本の消費税増税かもしれないし、悪質なテロかもしれない。

取引の主体は、アルゴリズムによる機械での売買になっていて、

どう転ぶかなんてものは、誰にも分からないのだ。

 

「タピオカは不況のシグナル」なんて誰が言い出したかは知らない。

タピオカを売っている側からすれば、いい迷惑だと思う。

19年が不況にならないことを願いたい。

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