ボクシング

井上尚弥がパウンド・フォー・パウンドで4位に浮上! ~ロドリゲスが首を横に振った真意は?~

井上尚弥の衝撃KOの熱狂が収まらない。

アメリカでもっとも権威のある「リング紙」が、

パウンド・フォー・パウンドの最新ランキングを発表した。

井上尚弥が7位から3つランクを上げて4位に浮上した。

以下は最新のランキングである。

 

1位 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

 

2位 テレンス・クロフォード(アメリカ)

 

3位 サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)

 

4位 井上尚弥(日本)

 

5位 アレクサンドル・ウシク(ウクライナ)

 

井上尚弥が自己最高のランキングに入った。

少し前まではローマン・ゴンザレスが、軽量級としては異例の

1位を誇っていたが、シーサケット(タイ)に敗れてしまったため、

ランキングから姿を消してしまった。

軽量級からは、エストラーダ(メキシコ)が8位に入っているものの、

井上の4位は素晴らしい快挙である。

 

いま振り返ってみても、素晴らしい試合だった。

ロドリゲスはプロアマを通じて一度も負けたことがない、

無敗のチャンピオンである。

世界の頂点を目指す戦いに、わずか2ラウンドKOで葬ってしまう。

井上尚弥のモンスターぶりは、ただものではない。

 

さらに特筆するべきはKOの内容である。

左フック一発で最初のダウンを奪い、そのままラッシュを仕掛けると

思いきや、ボディを狙って再びダウンを奪う。

1回目のダウンで、すでに勝負はかなりついていたものの、

2回目のダウンは、井上のモンスターぶりを知らしめるに十分なものだった。

ロドリゲスが苦悶の表情を浮かべて、セコンドに視線を向けている。

あの表情が映し出されたときこそ、観客がもっとも井上のすごさを

見せつけられた瞬間だったかもしれない。

現役の世界チャンピオンが試合であの表情をするのは、

普通であれば見られないことである。

どんなにパンチを受けても「効いていない」と

クールに受け流すのがボクサーの常である。

相手に悟られないようにしながら、試合を進めていく。

そんな中、ロドリゲスはセコンドに顔を向けて首を横に振る。

この真意はどういったものだったのだろうか?

「もう無理だ」というものなのか?

「まだタオルを投げるな」という意味なのか?

 

わたしは恐らく前者だと思う。

ロドリゲスは立ち上がるものの、すぐに井上の強襲に遭い、

たまらず3度目のダウン。レフェリーに止められて試合は終わった。

井上のモンスターぶりが存分に発揮された試合だった。

 

ロドリゲスのあの表情を見ると、かわいそうに思えてくる。

井上が強すぎるがゆえに、現役の世界チャンピオンでさえも、

ああいった表情にさせてしまう。

いまのところ、負ける姿がまったく想像できない。

さあ、次はドネアとの頂上決戦である。

これに勝てば、さらなるランクアップもあるかもしれない。

ロマチェンコやクロフォードに割って入るなんて、

考えただけでゾクゾクする。

井上のことを見ていると、夢が膨らむ一方である。

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