洋楽

洋楽ばかり聴いていたときのこと

大学時代は洋楽ばかり聴いていた。

雑誌『ロッキングオン』と『Snoozer』は、

わたしにとって教科書だった。

 

オアシスとかレッチリとか、カサビアンとか、

フランツ・フェルディナンドとか、特集を組まれているミュージシャンは

だいたい全部聴いていた。

 

リバティーンズという、ほとんどチンピラ上がりに近いような連中が、

奇跡的な素晴らしい音楽を繰り広げたり、

ザ・ミュージックという、どうしたらこんなグルーヴが生まれるのか、

というくらい、ある種おどろおどろしささえも感じる、

謎のバンドに遭遇したり、いろんなことがあった。

アークティック・モンキーズを初めて聴いたときには、

背筋も凍りそうな気分だった。この才能は一体どこから生まれてくるのか?

アレックス・ターナーというボーカルの皮肉な歌詞が

さらにその思いを助長させていった。

 

グリーン・デイとか、アーケイド・ファイアとか、

ケイジャン・ダンスパーティーとか、いろんなアーティストの音楽を聴いた。

知らない人からしてみれば、いったい誰なんだ、って感じだと思う。

当時のわたしは、全然そんなことを思っていなかったけど、

こうして書いてみると、けっこうマニアックに見えてくる。

 

邦楽はまったく聴かなかった。

クラシックは聴いていたけれど、少し離れつつあった。

アイポッドは持っていなかった。

わたしはこのころからいまに至るまで、相変わらずCDを買い続けている。

 

タワーレコードとHMVが、休日わたしの憩いの場だった。

テレビなどで流れてくる音楽を聴くのではなく、

試聴機で自分の耳で確かめて買う。

それがメジャーだろうとマイナーだろうと変わらない。

いや、マイナーである方が買う率は高い。

メジャーな人の音楽を買ったところで、あまり嬉しくない。

売れていない人たちの音楽を聴いて、CDを買って

貢献したいという気持ちが強い。

 

最近はめっきり洋楽を聴かなくなってしまった。

仕事が忙しくてなかなか時間が取れないし、雑誌『ロッキング・オン』を

読むのを辞めてしまったということもある。

 

ダフト・パンクの「ランダム・アクセス・メモリーズ」くらいなら、

かろうじて分かるけど、それ以降はまったくアップデートされていない。

 

やっぱり日本の音楽でいいと思い、ここ数年はずっと邦楽ばかりである。

しかし、わたし中では、いまでも洋楽を聴いたときのことが

ずっと心に残っている。

 

オアシスの「モーニング・グローリー」さえ聴けば、

どんなにテンションが低くても、すぐにご機嫌になることができる。

「リブ・フォーエバー」はいまでも色あせない名曲だと思う。

オアシスは解散してしまったけど、またどこかで復活しないものだろうか?

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