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【共感】西加奈子さんの話が良かった! ~自分の人生を生きること~

ユーチューブで、西加奈子さんがゲスト出演していたラジオ番組を聴いた。

西加奈子さんは、すごく上品な関西弁を話す人である。

関西弁は、関西の強烈な個性を持ったおばちゃんのイメージなどもあって、

がさつとか、品がないとか、マイナスに捉える向きがあったりする。

でも上品な関西弁というのがあって、これを聴くのはとても心地良い。

一口に関西弁と言っても、結局は使う人しだいである。

西加奈子さんは聞き上手で、人の話を引き出すのがとてもうまい。

そして話し上手でもある。作家さんということもあり、

言葉のチョイスは的確で、スっと頭に入ってくる。

 

西加奈子さんは番組でこんなことを言っていた。

おじさんたちが若い子と話をするときに、言葉の使い方を

若い子たちに寄せているおじさんがいて、ものすごくダサいと感じる。

おじさんたちは自分たちの人生を生きてきたのだから、それを誇りにして

生きていけば良い。ヘンに若い子に合わせる必要なんてない。

いい格好しようとしているかもしれないけれど、それはすごくダサい。

自分は古いと言われても全然いいし、

できることならうるさいジジイやババアでありたい。

 

わたしがどこか心の奥底で思っていたことを、しっかりと言語化して

くれて、すごく納得のいく話だった。

 

わたしにとって、SNSがこれに当てはまる。

わたしはいままでSNSというものを一切やってこなかった。

大学時代はミクシィ全盛期で、大学のパソコンルームでは、

みんなミクシィをやっていた。

会社員のときは、一時期みんなフェイスブックをやっていた。

フェイスブックをやっているか?という質問を何度もされた。

面白いからやった方がいい、と勧められたりもした。

結局はどれもやらなかった。

やれば楽しいとは思うけれど、わたしは本を読んだり映画を見たり

するだけで満足だった。自分が発信したいことはあまりなくて、

自分の中でSNSをやる意義を見出だせなかったので、ずっとやってこなかった。

決して新しいものを否定しているのではない。

自分には必要ないと思っていただけである。

 

西加奈子さんのように、わたしもうるさいジジイでありたい。

若い子のあいだで流行っているからと言って、ヘンに寄せる必要はない。

SNSなんて知らん!心の中でそう思っていればいい。

 

一生懸命仕事をして自分の力で稼ぎ、自身の価値観で

いままで生きてきたのだから、それを堂々と出していけばいい。

相手を頭ごなしに否定したり、ダメ出しするのは良くないけれど、

価値観の擦り合わせというのは、若い人も求めていることだと思うのだ。

バカにされるかもしれないけれど、そんなことを恐れていたら、

自分の殻に閉じこもったきりである。それではいつまでも成長することがない。

 

ただ最近のわたしは、環境の変化によって少しずつその考え方が変わってきた。

周りはみんなフリーランスで、当たり前のようにSNSを使いこなす。

パソコンは絶対にマックブック、そんな雰囲気である。

いままで自分が生きてきた環境とはあまりにも違う。

そんな人たちに影響を受けて、少しずつSNSを導入している。

いまは細々とツイッターをやっている。

人は変わるものだ、と改めて思う。

 

フリーランスにとって、ツイッターはとても便利な存在である。

近況報告の意味合いもあるし、いろんな人の言葉を見て

自分も頑張ろうと励みになる。

会社員をしているころは、まったく必要性を感じなかったけれど、

いまはツイッターを便利に使っている。

ただ、ネットスラングにはまだ慣れない・・・。

 

ジジイやババアには、きちんと役割がある。

西加奈子さんは自分の人生をしっかりと生きているから、

素晴らしい小説を書いて、説得力のある言葉を紡ぐことができるのだ。

西加奈子さんのような人が、それをしっかりと言ってくれるのが、

すごく良かった。わたしも口うるさいジジイになろうと思った。

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