J-POP

【衝動】チャットモンチーの「拳銃」は特異で激しい曲!!

チャットモンチーの名曲は山のようにある。

どの曲が一番素晴らしいか?と問われると、非常に難しい。

一般的によく挙げられるもので考えいくと、

「恋の煙」「恋愛スピリッツ」「シャングリラ」「とび魚のバタフライ」

「ヒラヒラヒラク秘密の扉」「風吹けば恋」あたりになると思う。

 

「拳銃」という曲がある。

アルバム「You More」の10曲目に入っている曲であり、

チャットモンチーの中でも、極めて異質な曲である。

衝動的で、ある意味暴力性に満ちた曲とも言える。

 

決して聴きやすい曲とは言えない。

かなり激しい曲である。

曲からはただならぬ暴力性を感じるし、

おどろおどろしい何かも感じる。

誰にも理解されずにもがき苦しみ、

どうにでもなれ、と言わんばかりの感情を

ここぞとばかりに吐き出していく。

そこかしこに破壊衝動のようなものがある。

 

こんなにも生々しく、自身の内情を吐露するような歌詞は

なかなか出すことはできないと思う。

普通なら恥ずかしくて覆い隠したくなるような内容である。

悩み苦しんで、どうにかなる、いや、どうにもならない。

どうにでもなってしまえばいい、どうにでもなってしまえ。

そんなことを曲に乗せて叫ぶようにして歌っている。

 

橋本絵莉子という人は、一見してごく普通でとてもかわいらしい

雰囲気の女性だけど、内面は非常に激しいものを持っている。

ひとたびギターを持てば、たちまちわたしたちを

チャットモンチーの世界へといざなってくれる。

 

激しく攻撃的なサウンドで作られた曲はほかにもある。

しっとりとしたバラードも歌うことができる。

チャットモンチーのレパートリーは非常に広い。

チャットモンチーのようになりたい、そんな人はあとを絶たない。

ねごともSHISHAMOもhump backも、少なからず影響を受けているはずだ。

残念ながら18年に解散してしまったけれど、その功績は

計り知れないものがある。

 

「拳銃」は決してメジャーな曲ではなく、

カバーしようという人は、それほど多くはないだろう。

チャットモンチーの代表作として、挙げられることもない。

なにか1曲だけ代表曲を選べ、と言われたら、

恐らく「ハナノユメ」か「恋愛スピリッツ」「風吹けば恋」

あたりになると思う。

 

しかし、「拳銃」は圧倒的な個性を持っていて、

チャットモンチーの生々しい叫びをもっとも

体現した曲だと思う。

チャットモンチーの名曲は数多くあるけれど、

この曲だけは少し特別な思い入れがあったりするのだ。

「拳銃」を聴いたことがない人は、是非とも一度聴いて欲しいと思う。

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