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【飛躍】4人組ガールズバンドCHAIの勢いが止まらない!その魅力とは?

CHAIの勢いが止まらない。

その人気はとどまるどころか、ますます広がっていっている。

CHAIのメッセージはこれまでにない、極めて独特のものだ。

自らのコンプレックスを開放し、それは個性でありかわいいものであると主張して、世の中に新たな価値観を提示している。

CHAIはかわいいという概念を本気で覆そうとしている。

CHAIは一体どんな人たちなのか?何が人々を魅了するのか?

その実態に迫っていきたいと思う。

 

CHAIの生い立ち、大学時代とバンド結成について

CHAIはニュー・エキサイト・オンナバンド(NEO)を標榜する、四人組のバンドである。

双子であるマナとカナがツインボーカルをつとめ、ユウキとユナはそれぞれベースとドラムで、リズム隊を務めている。

 

CHAIの誕生

CHAIは2012年に名古屋で活動を始め、双子のマナとカナ、

そしてユナは同じ高校で、3人が学校の軽音楽部のバンドで活動をしていた。

東京事変やaikoなどをコピーしていたのが始まりである。

のちにユウキが大学で3人と出会い、誘いを受けて現在のCHAIが結成された。

そこからライブやミニアルバムなどによって、徐々に頭角を現していく。

 

CHAIの飛躍とその後の活躍について

CHAIは日本だけにとどまらず、海外にも進出するようになる。

2017年にはニューヨーク、シカゴ、シアトル、ポートランド、サンディエゴ、

ロサンゼルス、サンフランシスコなどで、全米ツアーを行った。

日本においても、精力的なライブ活動や「ミュージックステーション」

に出演するなどの活躍を見せている。

2019年3月25日号では、雑誌「AERA」の表紙を務めた。

「AERA」に取り上げられるというのは、音楽の枠に留まらず、社会における何らかの影響を与えている、と言って良いと思う。

 

NEOかわいいの意味とは?

CHAIはいままでになかった独特のメッセージで人気を博している。

代表的なものとして以下のようなものある。

 

「NEOかわいい」

「コンプレックスはアートなり」

 

NEOは「ニュー・エキサイト・オンナバンド」のことである。

ライブではNEOかわいいを連呼して、会場を盛り上げていく。

自らのコンプレックスを肯定し、前を向いて進んでいく。

 

バンドはさまざまな思いをメッセージに込めて歌う。

そんな中でCHAIが放つメッセージは極めて異質である。

当然、そこに反発したり拒絶をしたりする人がいる。

心ない誹謗や中傷を受けることもゼロではない。

しかし、そんなことで怯んでしまうような彼女たちではない。

むしろ、CHAIはそんなものなどすべて吹き飛ばしてしまいそうな勢いなのだ。

 

わたしのCHAIとの出会い

わたしがCHAIを初めて知ったのは、チャットモンチーのコンピレーションアルバム、

「チャットモンチー~トリビュート~」を聴いたときだった。

音楽センスは非常に抜群で、チャットモンチーの「Make up! Make Up!」を見事にカバーをしていた。

それ以来、わたしはずっとCHAIというバンドが気になっていた。

 

「Make Up! Make Up!」のカバーは、チャットモンチーが織りなす、ギターとベースとドラムの、ボーカルが織りなす生の演奏、という部分を打ち消して、CHAIは機械的な音楽に仕立ていた。

CHAIはもともと個性的な人たちだが、個性を前面に打ち出すのではなく、没個性的な歌い方に徹して、曲のノリの良さが強調されるようなアレンジに仕立てた。

感情を込めて歌うのではなく、サラッと流すように歌う。

これがものすごくマッチしていて、1度聴くなりすぐに好きになった。

チャットモンチーの歌ももちろん素晴らしいが、わたしはCHAIのこのアレンジはかなりの完成度の高いものだと思う。

 

「Make Up! Make Up!」は女の子のメイクに対する悩みを歌った曲である。

考えてみると、CHAIがこの曲をカバーして歌ったというのは、なかなか考えさせられるものがある。

チャットモンチーが見ている風景と、CHAIが見ている風景の違いが垣間見えるような気がする。

CHAIの音楽センスは非常に高いものがある。

CHAIのアレンジは、最初に聴くなりすぐに気に入った。

ここからCHAIの音楽を聴き始めることになった。

 

CHAIのミニアルバム『わがまマニア』の歌詞を読み解く

その後、タワーレコードでCHAIの新作ミニアルバムを発見して購入した。『わがまマニア』である。

全部で5曲しか入っていないが、CHAIの魅力が濃縮されていて、最初に聴くのはもってこいのアルバムだと思う。

全5曲は以下のとおりである。

 

① We Are Musician

② アイム・ミー

③ フューチャー

④ FAT-MOTTO

⑤ Center of the FACE!

 

冒頭の「We are Musician」は疾走感にあふれ、ときおり不穏な空気を垣間見せつつも、最後まで走り抜けていく。

 

SingingだけじゃIt’s bad joke

Dancingしなきゃmy mind 満たない

Smilingだけじゃ No thank you

Excitingしなきゃ We are MUSICIAN

 

シンプルな歌詞と、綿密に作り込まれた音楽が、見事にマッチしている。

音楽からは泥臭さも感じるし、秘めた音楽的才能も感じさせる。

走り続ける限りは、それを避けて通ることはできない。

それでも、走らずにはいられない・・・。

ミュージシャンとしての挟持も感じられる。

この曲はライブでも実際に聴いたがあるが、振り付けがとてもかわいくて、また違った意味で楽しめる。

わたしが最初にCHAIを好きになった曲である。

 

2曲目の「アイム・ミー」は、わがままなわたしを歌った曲である。

女の子の本心、ありのままの自分が、描かれている。

途中、急に曲調が変わる場面がある。

 

トゥインクル ジュエル パール プリンセス トワイライト

リップスティック トリートメント ハイライト チーク アイシャドウ

ジェリービンズ ロリポップ チューインガム アイスクリーム

ビーフ&チャオズ フィッシュ オレンジ

 

非常に大胆で言いたい放題だけど、この部分が大変素晴らしい。

「わがままなわたし」が自由に好きなものを言いたいように言う、

そんな雰囲気をうまく表現していて、この曲の一番の肝のような気がする。

 

3曲目の「フューチャー」は、子どもの声から始まる。

メッセージはシンプルで力強い。

 

どんな夢をこの先で

歌いながら叶えよう?

思ってるよりもずっと

私の世界は広い

 

希望に満ちた、未来に向けてのメッセージが綴られている。

世の中にはいろんなことがあり、世界は思っているよりもずっと大きい。

いろんなことがあっても自分を肯定し、自身の夢を叶えること、ある種、決意表明のようにも感じられる。

壮大で、外に向かって突き進んでいくイメージの曲である。

 

4曲目のFAT-MOTTOである。

この曲の、裏打ちで取るリズムが個人的に非常に好きで、ずっと聴いていると、何とも言えないグルーヴ感に浸ることができる。

すぐに太ってしまう、といった内容のことを歌っている。

世の中にはびこるダイエットへの幻想は、男のわたしには分かりかねるけど、相当深いものがあるのかもしれない。

そんなものはクソ食らえ、と言わんばかりである。

 

5曲目の「Center of the FACE!」は、顔の真ん中、鼻について歌っている。

 

そのアンバランス 魅力にある

そのアンバランス エースになる

 

歌詞をしっかりと読むまで、鼻について歌っている曲とは分からなかった。

言葉に思いを込めるのではなく、音の響きとして使っている。

洋楽を聴いているような印象である。

みんなそれぞれ形は違うけれど、それぞれのものがあっていい、コンプレックスではなく、オンリーワンである、といった内容である。

CHAIらしい歌である。


 

CHAIはなぜ人気を博しているのか?魅力とは?

ミュージシャンが売れるか否かは、決して実力だけではない。

まして女性歌手ともなれば、当然容姿が求められてくる。

ある意味では、歌唱力よりも大事と言えるかもしれない。

音楽業界で頭1つ抜け出すということは、得てしてそういうものである。

そんな中でどうすればより多くの人に届くのか、大人たちが真剣に考えて試行錯誤を重ねている。

 

ミュージシャンの中には、音楽のセンスが抜群に良いのに、ほかの部分の魅力に乏しくて、いまひとつ売れていない・・・。

そんな人は山のようにいる。

いくら才能があっても、売り出し方が上手ではないために、その他大勢に埋もれてしまう人は山のようにいる。

いい曲を書けば売れるなんていうのは幻想に過ぎないし、自分の力だけでどうにかできるものでもない。

もちろん、音楽が素晴らしいことが前提条件だけど、それ以外の部分に光るものがない・・・、

そうやって埋もれてしまったりするのだ。

 

激戦の音楽業界を生き抜いていくのは、生半可なことではない。

成功できる人は、ほんのわずかしかいない。

どんな世界でもそうだが、売れるというのはそれほど大変なことなのだ。

だからこそCHAIがこれほどまでに活躍をしていることは、とても素晴らしいことだと思うのだ。

 

CHAIを支持する人たちについての考察

CHAIを支持しているのは、どんな人たちだろうか?

男性と女性で理由が違うように思う。

わたしの場合は、単純にCHAIの音楽が好きで聴くようになった。

メッセージに気が向くようになったのは、随分とあとになってからである。

男性は、そういう人が多いのではないだろうか?

女性の場合は、メッセージに惹かれている部分が大きいと思う。

「NEOかわいい」とか「コンプレックスはアートなり」というCHAIが発信するメッセージに共感している人が多いように思う。

 

ミュージシャンであれば、容姿のことを言われることが多い。

CHAIは類まれなる音楽性と、コンプレックスを逆手に取り、それをアートとして昇華させることで、ファンを獲得した。

これほどまでに高らかに言うことは、なかなかできることではない。

CHAIを見ていると、突き抜けた爽快さを感じずにはいられない。

 

CHAIの今後について

CHAIはこれまでに、多くのことを成し遂げてきた。

CHAIの躍進は、音楽業界の大きなトピックスとして据えられて良いと思う。

CHAIは今後、わたしたちをどこに連れていってくれるだろうか?

不可能にも思えることに、CHAIは本気で挑んでいる。

CHAIの今後の活躍からますます目が離せない。


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