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【本の実売数】作家は世の中の役に立っているのか?

幻冬舎の見城社長がつぶやいたツイッターをめぐり、

ゴタゴタが収まる気配を見せない。

ケンカの中身については、多くの人がニュースですでに

知っていると思われるので、ここでは触れない。

 

それよりもビックリしたのは、作家の実売数である。

売上がすべてとは言わないけれど、芸術というものを後ろ盾にして、

売れなくても良いという考え方が、文学の世界では一定数あるように思う。

 

こういった話は、音楽の世界では聞いたことがない。

音楽の世界は、CDがどれくらい売れたかすべて公表されている。

ブログの世界でも、そんなことを自慢げに言う人は1人もいない。

pv数は少ないけれど意味あるものを作っている、なんて説得力のかけらもない。

なぜ文学の世界は、このようなことがまかり通っているのだろうか?

こうしたゴタゴタを見る限り、文学の世界はかなり特殊なような気がしている。

業界の常識が、世の中の非常識、みたいな部分があるように感じてしまうのだ。

 

あの実売数は、ビジネスとして成り立っているのだろうか?

普通に考えてみれば、どう考えても成り立っていない。

ならば、一体どのようなカラクリになっているのか?

詳しい内情は、百田尚樹さんの『夢を売る男』という著作に描かれている。

 

売れない作家が、おんぶにだっこ、のような状況であるならば、

それはバッサリ切った方がお互いのためである。

出版社の経営は厳しいはずなので、おそらく放っておいても

自然と淘汰されていくに違いない。

 

文壇の世界は、実力だけではなく極めて政治的な力が働いている。

内情のことは何一つ知らないけれど、端から見ていてもそれは分かる。

自由でフラットな競争基盤があるのなら、

もっと面白い作品が続々と生まれてくるはずなのだ。

それがないというのは、意思決定する場を誰かが牛耳っているのだ。

作家の人は、それを告発しているのかもしれない。

 

芥川賞を例にとっても、疑問を感じることがある。

芥川賞は文壇の権威として誇っており、マスコミなどからの注目度も高い。

ただし本の内容については、よく分からないものが割と多い。

文学畑の人からは高い評価を受けているけれど、

一般の人にとって面白いとは思えない、そんな作品がいつも選ばれる。

時代が求めているものと、ズレているのではないだろうか?

 

時代はすごいスピードで変化を遂げている。

敏腕編集者による目利きだけでは、とても追いつけない状況なのだと思う。

新しい世界では、人気者のユーチューバーが続々と誕生している。

ユーチューバーを素人の個人がやっているものだとバカにしていたら、

いつかきっと痛い目に遭うと思う。

 

実売数の少ない作家は、ブログをやってみてはどうだろうか?

ブログはかなり自由が利くので、誰でも簡単に挑戦することができる。

ただブログにも独自のルールがあり、検索で拾われるためには、

グーグルに価値を認められなければならない。

ただ頑張れば、1万pvくらいまで行くのではないだろうか?

実売数と比べてみても、悪くはないように思う。

 

いろんな働き方があるけれど、1つだけ共通することがある。

仕事を通じて世の中の役に立つことをする、ということである。

このことは自身も肝に銘じておきたいと思う。

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