政治・経済

【疑問】お年寄りに優しくする!は果たして善なのか?

最初に断っておくけれど、わたしは決して煽りたいわけではないし、

何か憎いことがあって、この記事を書いているわけでもない。

お年寄りを大切にするのは、言うまでもなく当たり前である。

困りごとがあれば、率先して手助けをしたいと思う。

ただ、社会の成り立ちや仕組みを考えたときに、

それは果たして善なのか?といったことを考えたりするのだ。

 

年金は若年層が高齢者を支えている。

年金は現状の制度を維持するのは、ほとんど不可能に近い。

いまの若い人たちが年金をもらえる段階になったときに、

もらえる金額はずっと少ないだろう。

先日、金融庁が発表したレポートによると、

老後に足りない資金は2000万円、といったものがあった。

ただでさえ、仕事と日々の生活で苦しい状況なのに、

わたしたちは、老後に備えて2000万円を貯めておかなければならないのだ。

 

会社で働いていたときに、若いんだからもっと働け、

といったことを、本気とも冗談ともつかず言われたりした。

わたしはその言葉を、特に違和感を感じずに普通に受け取っていたけれど、

年金のことや、会社の年代構成などを考えたときに、

もっと働けというのは、なかなか酷なことを言うな、と思うのだ。

会社にしがみついている人がたくさんいる中で、

活きのいい若者を使って、とことん吸いつくそうとしているのではないか?

疑いの目で見れば、そんな風に見ることもできる。

会社に属していると、自分が食べていくだけでなく、

しがみついている人たちの分まで、働かければならないのだ。

 

断っておくが、わたしは世代間闘争のようなものは好きではない。

感情論になってしまうし、世代で一括りにする議論には無理がある。

人それぞれなので、世代を一括りにする議論は、間違っていると思う。

 

ただ社会として大きな枠で見たときに、いまの日本においては、

年配の人が得をして、若年層が損をしていることは、

日の目を見るより明らかである。

政治がもっと介入して是正しなければならないけれど、

いまのところ、その動きが見られることはない。

若者は政治に無関心で、高齢者ばかりが選挙に投票をしているから、

民意は自ずと、高齢者寄りに反映されていく。

 

自立した立派な大人たちは、そんな世の中を憂いて

若者を応援していたりするけれど、一方で自分のことしか

考えていない人がいるのも事実である。

 

世の中は常に歪みが生じている。

声を上げて疑問を投げかけ、少しずつ是正を図っていかなければならない。

そうでなければ、若者はずっと分が悪いままとなってしまう。

残念だけど、これが実際の状況なのだ。

 

自分にできることはなにか、しっかりと考えて行動に移していきたい。

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